2024年の10月に横浜駅の発車メロディ変更を皮切りに、新宿、東京と巨大ターミナル駅が次々と新型発車メロディーへと変更されました。
追い打ちを掛けるように武蔵小杉や戸塚など横須賀線の一部の駅が立て続けに変更されたため、一部のファンは変更されそうな駅(大宮駅や大船駅)へ一斉に駆けつけるプチイベントが発生。年齢問わず駅メロのファンが居るのだなと実感した出来事でもありました。※大宮・大船駅は2024/01/03時点で変更されていません。
ジェネリック新宿駅を求めて…
さて、新宿駅でいつでも聞くことの出来た多くのテイチク系(櫻井音楽工房)メロディーが一斉に変更されたとなると、その曲を聞こうと思ったら移動範囲がハンパありません。ある意味でほぼ全ての曲がレアなメロディーになってしまった感すらあります。
テイチク系が採用されている大きい駅を上げると浦和や赤羽、上野駅などが思いつきますネ。一方で、例えば「Airly」となると茂原駅や都心から近くても川越駅へ行かないともう聞けないくらいレアな曲となりました。さらに川越駅は木々の目覚めV2など元からレアなメロディーもあるので、収録するなら今のうちに行くべき駅なのは間違いないと思います。
東京や横浜はどうでしょうか。JR-SH系で有名なのは御茶ノ水をはじめとする中央線の各駅で、他にも本庄や宮原、根岸線の一部駅などがあります。これも沿線ユーザー以外からしてみれば、ほぼ全部レアメロディーに感じてしまうほど。飯と休憩抜きで収録しないと間に合わないのではと思うくらい位置的に散らばっているんですよね(涙)
今思い返せば常磐線各駅停車の車外メロディー化が痛すぎました。
2025年以降…これからの発車メロディはどうなるのか
※根拠の無い個人的な考えを書きます。
ネットで囁かれている噂として「ホームドア化が完了した線区から御当地メロ採用駅を除くすべての駅で共通メロディー化されてしまうのではないか」というのが今のところ有力な”噂”となっています。
その理由と言えば専らコストの削減=自動運転化でしょう。パンデミックが影響しただけでなく日本の人口減少で運賃収入が削られていく中で合理化するにはあらゆるシステムを無人化することになります。
一つだけ自分でも言い切れるのは、この変革というのはJR東日本で起こっていることだけではないことです。もちろん30年も流れ続けた発車メロディが突如として変更されるのは寂しいですが、そもそも今の世の中は無人化・自動化による合理化とコスト削減が行われています。これが”予想外”と言ったら嘘になります。なんとなく鉄道ファン自身も薄々と勘付いていたと思います。
オタクはこれかも楽しめる
最後に、駅メロが共通化されても音質やスピーカーから絶えず流れ続けるノイズ、環境音、隣のホームから聞こえる接近放送の内容から、同じ曲であろうとどの駅かオタクならすぐ訓練されてすぐ特定出来るようになると思うし、その違いでワイワイ盛り上がるオタクの姿が容易に想像できます。
それと、今回の新曲ですが、音色違いの曲って聞き分け辛いのありませんか?感想は人それぞれですが、自分はそんな印象を持ちました。しかも逗子駅の副線で採用された新曲も含めると合計で30曲を超えたそうです。早速沼要素てんこ盛りのこの状況…これも運命だと思いますよ^~。
オススメリンク(一部ADあり)
発車ベル使用状況
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