Core i7 12700にリテールクーラーは無茶でした・・・
久しぶりに組んだ自作PCですが、当初はケチって純正リテールクーラー「Laminar RM1」を使用していました。しかしこれがすぐに冷却の限界が来てしまい、ファンは唸るし、ベンチマークのスコアは上がらないし、少し面倒だなと思いつつCPUクーラーを探すことにしました。

RM1は見た目こそオシャレで良いですが、黒い部分は樹脂のため素材からして冷却性能を期待できる作りではありませんでした。もちろんコア部分は銅が使われていますけどね。
DeepCool AK400が良さそう?
LGA1700対応で、取り付けし易いという口コミを見たのでコレに決定しました。
価格もお手頃で、説明が不要なほど取り付けは簡単でした。

取り付けのコツなど
装着後の画像しかありませんがご了承下さい。不器用なオレでも出来たので…説明書を熟読すれば大丈夫でしょう。
バックプレートは養生テープで固定しました。
マザボをケースに装着した状態で換装したので作業スペースは少々狭いです。そのため予めバックプレートを養生テープで仮止めしておく事で、スペーサーや表面のプレートを固定しやすくなりました。
プレートは裏用と表用で2枚あるので、これらでマザボとスペーサーをサンドイッチにする構造になっています。スペーサーとビス共に4本です。
ちなみにマザボの裏にも実装部品があるので、養生テープを思い切り剥がすと死亡する恐れがあることを後に気が付きました。怖いですね。
ヒートシンクからファンは取り外したままで作業する
説明書にも書いてありますが、ドライバ(ネジ回し)が入らないのでファンは取り外したまま作業します。
ヒートシンクを2本のビスで固定します。自分は両方を交互に少しづつ締めていきました。
ビスは案外緩いので規定トルクとか無いのかな?と思いつつ締めていくと、急にトルクが掛かるので弱すぎず強すぎずの力で締めておきました。
メモリは干渉せず
取り付けの時にメモリ干渉したら嫌だなを思いましたが、AsRock B660M Phantom Gaming4ではドライバすら干渉しませんでした。
しかし、ファンの取り付けの際には指がグラボの間に入りにくく難儀したので、高価な部品の破損を防ぐためにもグラボは取り外しておいたほうが無難かもしれません。
温度が下がりました!!

ゲーム中は83℃というちょっとヤバイ温度を記録していましたが、少なくともCinebench R23ではMAX値60℃まで下がりました。BF2042につても同様です。これで安心してゲームが出来るようになりました。しかもファンの音はとても静かです。