先日列車の動画を撮影した際、静止画キャプチャーをしたところ予想以上に画質がモヤモヤでガッカリ！その原因を適当に探りました。
電子手ブレ補正「動画電子IS」には要注意？
強風でブレブレになるのを防ぐべくEOS 6D Mark IIの電子手ブレ補正をONにしていました。当然一部の範囲をクロップするわけですが、どうやらセンサーから出力される情報量は変わらずクロップされた分だけ画質が低下しているように思えました。元々ALL-Iでは保存出来ないカメラなので圧縮率が高いというのも一因なのかと思います。そこで、毎度お馴染み？のガバガバ検証を行いたいと思います。
解像度チャートを使っていますが、コンビニプリンタのA3印刷で画質が悪く最初からモアレが発生しているという驚きのガバガバ具合ですがお許しくださいカメラ博士…。
条件はEF50mm F1.8 STM、三脚使用です。(条件とは)
電子式手ブレ補正の宿命
偽色(色モアレ)が出ていますが、画角が変わったにも関わらず偽色の位置がほぼ変わりません。多分ですが、「FullHDとして出力された映像をさらにトリミングして保存している」だけなので当然のように画質は落ちたという事だと僕は考えました。単純に電子式手ブレ補正の宿命でしょう…。(なぜここまで話を引き伸ばしたのか自分でも分からない)
例えば画質の劣化を抑えるとしたらカメラ君はFullHD以上の情報量を処理する必要がでてくるのでそこまでしたらコストも掛かってメーカーも大変ですね。
今では一部のスマホに4Kディスプレイを搭載したモデルもあるし、かつて高画質だと喜んだDVDビデオと同様にフルハイビジョンも前時代的な代物になってしまったんだと実感しました。それなら最初からパパパっと4K/60Pで撮影して終わり！閉廷！
おまけ
EOS 6D Mark IIには4Kタイムラプス機能が付いています！最高！！ですがなかなか撮影する機会がありません(涙)
電子シャッターを用いて撮影し画像をつなぎ合わせて映像にしているんですが、いわゆる”全画素読み出し”ってヤツでしょうか…？本当に無知なので下手なことは言えませんがとにかくめっちゃ綺麗です。拡張子はMOV形式でALL-Iという形式で保存されます。
最後に
出先でビデオカメラが嵩張るという理由でKissMか6D2のどちらかしか持たず出かける機会が多くなりました。一台で何でも済ませようとするくせに文句を言ってしまう悪い癖がつい出てしまいました…。こんなワガママなユーザーの声をメーカーは聞いてくれるでしょうか…。でもいろいろなカメラ買いたいですね！飽くなきカメラ漁りは続く(と思う)
映像についてもっとわかりやすく説明しているサイト様
・全画素読み出しピクセルビニングそれって何-備忘録
・【ビデオカメラ・業務用ビデオカメラ】電子式手ブレ補正と光学式手ブレ補正の違い
