EOS R8で撮る旧下谷小学校

カメラの話
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東京都台東区にある力強く美しい戦前建築

上野駅にほど近く、廃墟化し一時には心霊スポットとも言われてしまった旧下谷小学校。解体にともない期間限定で内部を見学することが出来ました。

1875年に頑丈な作りで建てられ、太平洋戦争を生き抜いて現在まで残っています。閉校は1990年とのことで、奇しくも自分の生まれた年と同じ…。

猛暑の中EOS R8を持って歩き回る

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戦前のモダンな建物を見る機会があまりないためとても貴重な体験でした。

当時の子どもたちはどんな思いで窓の外を見ていたのでしょうか。

時代の移り変わりとともに設備や配線が追加されたのがわかります。

植物に内部を侵食された跡を見て改めて廃墟だと思わせます。しかし電気は来ている割にエアコンは使用不可、蛇口は捻らないようにと張り紙がありました。廃墟と現役の設備が混在する不思議な世界が広がっています。

柔らかい光が差し込む階段の踊り場。

最近でもロケ地として使われた経緯があります。そのためまだ学校としても使えそうな見た目をしていますが、実際にいざ使うとなるとインフラの老朽化、セキュリティーや情報設備の追加にバリアフリー対応などコストが嵩むのではないかと勝手に想像してしまいました。

休み時間中、無意味に上を見上げてボーっとした記憶があります…。

体育館のステージ両側の意匠が豪華で美しい。長方形のスピーカーも懐かしく思えます。

約150年にわたり街の発展を見続けて来た建物の最期に立ち会えたことにこの場を借りて感謝申し上げます。親切にしていただいたスタッフの皆様方、ありがとうございました。

使用機材
Canon EOS R8(全て電子シャッター使用)
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
EF50mm F1.8 STM

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