そんな貴方にPanasonic LUMIX G9 Proはガチでおすすめ
レンズ交換式で4K60fpsが撮影出来る低価格帯(?)カメラと言えばSONYで言えば最低でもα7 IV、EOS R7、PanasonicならGH5や今回紹介するG9 Proになります。
さらに言えばフルサイズであるα7IVやEOS R6は30万円前後、APS-CのR7でも17万円ですが、このG9 Proは10万円ちょっとで4K60fpsの撮影が出来ます。レンズはm4/3で選び放題でアダプタも含めればEFレンズなども利用できます。G9 Proとほぼ同価格帯のEOS R10は4K60p時はクロップされてしまうし、ボディー内手ブレ補正が無いので注意が必要です。
LUMIX G9 Proはこんなカメラ
- マイクロフォーサーズシステムでレンズがたくさん選べる!
- 20MPのLive MOSセンサー(ローパスフィルターレス!!)
- クラス最強のコントラストAF”空間認識AF”
など4K60fps動画撮影機能以外にも魅力がたくさん詰まっているカメラです。そのためセンサーサイズの弱点を忘れてしまうほど…。
詳しくはG9のWebページへ
HDMIキャプチャーでスクリーンショットを撮ってみました。G9 Proは3840*2160ピクセルで150Mbpsで撮影できます。
動画から静止画を切り出してみる
4Kなので約800万画素、これが毎秒60コマで記録されるのでその情報量の多さが魅力的です。この切り出し画像ではパープルフリンジが目立ちます。高解像度が故にレンズの粗が気になるほどです。良い映像を撮りたいならばレンズにも資金を投入したいですね。
撮影中の様子。ファームウェアの更新により動画撮影中に赤枠を出すことが可能になりました。
高速レスポンス
以前ファミリーユースの4Kビデオカメラを使ったことがありますが、起動が遅く、タッチパネルの反応も悪かったので使うのが億劫になるほどレスポンスがよくありませんでした。
しかし、静止画に重点を置いたこの機種では起動は早いし、撮影画像のプレビューも早く、さらには再生⇔撮影の切り替えも文句なしのレスポンスを体感できます。
これならいつでもどこでも持ち出したくなるに間違いありません。
実は欠点もある
残念ながらG9は像面位相差AFセンサーを搭載していません。しかしながら、コントラストAF一筋でもかなり健闘しているので、よほどの高速移動する被写体や特殊な環境ではない限り困ることはほぼ無いと思います。
動画を撮る際にもこのコントラストAFで困ることは少ないです。大デフォーカス時に少しもたつくとかそういう程度です。
センサーの読み出し速度も比較的早め
例えばNikon D90ではかなり目立ったCMOSのローリング歪みは長い時間を経てほぼ気にならないレベルになってきました。というよりもCCDが駆逐されたし、この歪みは致し方ないという諦めと慣れてしまった方が多いのが現状ではないでしょうか。
G9 Proも歪みが無いわけではないですが、大半のユーザーは気にしないと思われます。
ボディー内手ぶれ補正により映像の安定感は高いと思います。望遠でも大丈夫!