気軽に使えるコシナ 20mm F3.8

カメラの話
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使用頻度こそ低いが安い広角レンズがないかと探していたらちょうど良いものを見つけました。

当時からお手軽価格だったコシナ20mmF3.8です。

ネットの情報を漁ると不思議とかじゃじゃ馬とか書かれています。使ってみた感じは確かに逆光には弱い印象ですがここまで古いレンズになるともはや味と言うべきでしょう。ライブビューで拡大しながらピントを追うとちゃんと”芯”は来ている気がします。

F3.8という微妙なF値…とは言っても画質や明るさを求めちゃうと現在の市場には鏡胴も値段もデカい最新のAFレンズしか無いんですよね。だからこれはこれで良しです。
中心にある被写体まで確か40~50cmはあるでしょうか。半逆光の状態ですがヌケは良いと思いました。フレアはいい味出してると思います。
液晶画面で見ると画面が少し暗いように感じたのでプラス補正しましたがその必要は無かったようです。露出はEOS 6D Mark II任せで良かったかもしれません。単純にLCDの明るさ調整をミスっただけのようです…。それにしても古いレンズにしてはクッキリしています。
この廃車体は日産キャラバンのようです。独特な緑色ですが、 エンブレムは無事なのでサビ防止に後から塗ったわけでは無さそうです。元からだと思います。社用車として使われていた当時の会社のイメージカラーでしょうかね。
丸目の2灯は自分が生まれた当時はトラックとかによく使われていました。今は樹脂レンズ&LED化してとんでもない形をしている車も増えました。

今回は”草ヒロ”を試しに撮ってみましたが使いやすいレンズで良いと思いました。逆光でもハレ切りすればなんとかなる場面もあったし、絞り込めばパンフォーカスのような使い方も出来そうです。周辺画質は思ったより良いと感じました。もちろん色収差や流れは発生しますが”味”として楽しめると思います。

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