金曜日は無事出勤し日常が戻ってきたと思い込んだ男の末路
土曜日!天気は晴れ。金曜日の夜に静岡スバルさんへ整備予約も入れて休日の計画をコツコツと練っていた。気候は西風がやや強いものの暖かくお出掛けには最高な一日。(の筈だった)
午前中は連れとイチゴ狩りやらドライブやらで午後4時頃まで健康的な日常を楽しみました。夕方になるまでは至って普通。日曜日は買った丸ノコを試そうかと考えていた。夕方は時間が空いたので、車を洗ったり、水回りのお掃除なんかも良いな♪と考えていた。
イチゴもけっこう食べたし…昼寝だ!
ここまで至って普通。「掃除は夜でいいや」と、とりあえず夕方にお昼寝。下痢はほぼ止まり、6時くらいはではベッドでゴロゴロしていた。
「さて、日も暮れたしトイレにでも行くか…。」←幸せな日常はここで一旦終わりを迎える事となる。
お通じが一時停止。吐き気が僅かにする
下痢は収まったが下腹部の張りと残便感が気になった。力むと少し吐き気が。
「ちょっと食べすぎたかな」と思うが、現時点で己の行動を深く後悔することはまだなかった。
30分後…
「さて、消化不良の分を吐く覚悟をするか…。」とトイレの中で腹を決める。
親に心配をかけまいと、風呂でシャワーを浴びながら全て出そうとしたがこれが少ししか出ない。もっと大量に放出されると思ったがコップ1杯半も出ない。それなのに胃に近い腹の圧迫感はいつも以上に強かった。
トイレから風呂を1往復、自室からトイレまで2回ほど往復して決心がついた。
「早めに病院へ駆け込もう」←結果を言うとTDN自業自得ではあるが、方っておいたら救急車を呼ぶ羽目になっていたかもしれない。救急車を呼ぶのは迷惑だから、自力で歩けるうちになんとかしようと考えた。
市役所と最寄りの大病院の急患窓口に電話し病院へ。
病院は大小拘りがなかったので一旦は市役所に連絡。しかし土曜の夕方。やっている病院は案の定”総合医療センター”しかなかった。どんどん調子が悪くなってくるのでもちろん直行。
病院へ到着。少し安心したのか警備員が居る窓口で「電話でお問い合わせしました〇〇です。」とハキハキした物言いで窓口を突破し医師の診察を待つ。
もうだめぽ
問診を終え、診察を待っていたら喋れないくらいの強烈な吐き気が!トイレはどこめう?!
トイレで数分間ゲーゲーし、あとは割とトントン拍子し事は進んだ。というか時間の進み方が変だったと言ったほうが正確か。少しスッキリした隙をついてとにかく処置をすすめる。
やや辛かったですが確実な治療を受けました。
倦怠感と悪寒がするなか、鼻からイレウス管を挿入!またこれがゲロゲロなったが慣れてしまえば腹の圧迫感はみるみるうちに消えていきました。先生も思い切りが良く、すんなり腹の中心まで管が到着。
探しづらい血管でもなんとか採血できて、点滴の針もうまく刺さりました。CTを撮るときは点滴の部分を切り替えて造影剤が投入され不思議な感覚を味わう。多分レントゲンも採血もCTも2回やったかな…。
入院と手術は免れる
CT画像でモノの移動が確認でき、一時的な詰まりと判断。手術が必要とする腸閉塞とはならなかったため、0時に病院を去りました。ワニさんの命日の翌日にこの世を去らなくて本当に良かった。
医療費は約25000円。正直あれだけの苦しさから開放されたのでマジで安いと思う!それにしても奇妙な体験をしてしまった…。親切で丁寧な対応をして頂いた関係者様に感謝です。